どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

常識は、両刃の剣!(その4)

   常識は、両刃の剣!(その4)


     

(2)常識の有害性危険性)は、何でしょうか?
(2-1)常識を守らない時に起こる、いろいろ危険性
(2-2)常識に自己が汚染された時に起こる自己喪失危険性


ここまでは、すでに検討済みです。
今回は、次からです。


(2-3)常識を教育に適用した時に起こる危険性
常識は、社会人のみに適用され、社会人だけが理解できるルールです。


ところが、おとな(「先生」と呼ばれている保母さん、教師。親)がこの適用範囲を忘れ、子供の教育に持ち込んでいないでしょうか?
何と驚いたことに、おとなは、現に、持ち込んでいるのです。


家庭、幼稚園、小学校、中学校などに、持ち込んでいるのです。


「ご挨拶を、きちんとやりましょう!」
「ありがとうと、お礼を言いましょう!」
「悪い事をしたら、あやまりましょう!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。


教育の場に、常識を持ち込むと、どうなるでしょうか?
教育の混乱が起こります。


なぜでしょうか?


おとなが、子供には理解できない常識を、何とかして子供に守らせようと強制するからです。

子供は、おとなの指導に負けて、自分が理解してない、感じていない行動を取る様になります。
一種の洗脳です。



これは、子供の人間的成長を促す<真の教育>とは正反対の誤った教育です。



私は教育の場から常識を取り除き、教育の目的である<子供の人格養成(人間形成)>が実行されることを強く願っています。(おわり)

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         どんぐりおじさん



            

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