常識は、両刃の剣!(その3)
常識は、両刃の剣!(その3)
(2)常識の有害性(危険性)は、何でしょうか?
(2-1)前回、述べましたので、重複を避けたいと思います。
(2-2)自己喪失の危険性。
常識は、あなた自身の考えではありません。
常識は、社会通念です。
あなたが「多分、誰もが守っているだろう」と考えているものです。
あなた自身の考えではありません。
ここが、重要なのです!
あなたが、物事の判断基準として、常識を使うことが習慣になると、恐ろしい事が起こってしまいます。
あなたの心が、常識に汚染されてしまうのです。
常識による<あなたの心の汚染>です。
すると、どうなるでしょうか?
いつでも、「常識通りに、やっておこう!」と考えるようになるのです。
「自分としては、どうしたいか」、「自分としては、どうすべきか」と、あなた自身が自主的に、主体的に、考えようとしなくなる危険性が発生します。必ず、そうなります。
自主性、主体性の喪失です。
端的に言えば、自己喪失です。
すると、どうなるでしょうか?
言うまでも無く、人間としての成長、発展、進歩は、残念ながら停止してしまいます。
<人間的成長の停止>です。
すると、どうなるでしょうか?
幸福になることが、困難になるのです。
人間が幸福になるには、毎日の生活の中で、「今、私は、どうしたいか」、「今、私はどうすべきか」を考え、たとえ間違ったとしても、「今、私は、こうしよう」と決定しながら、自主的、主体的に、一歩一歩、歩いて行く時のみ、少しずつ、自分なりに満足できる
幸福に近づいて行くことが出来るからです。
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どんぐりおじさん