共育学(第27回)
教師以外の皆さんへ。
私の記事は教師の皆さんを対象にして書かれています。
しかし教師以外の皆さんにも、ぜひお読み頂きたいと願っています。
何かのご参考になるのでは、と考えているのですが、いかがでしょうか?
共育学(第27回)
=自己概念テスト結果の検討(その15)
私は、どんな人?
教師の皆さん。
前回に引き続き、あなたが試みた<自己概念テスト結果>を、あなたなりに検討、分析をして下さい。
以下に述べるのは、私なりの検討、分析です。参考にして頂ければ有りがたく思います。
(1)~(15)・・・すでに検討済みです。
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今回は、(16)からです。
自己概念(16)私は、生徒を、注意する。(その1)
M先生と、Wさんが話し合っています。
W「M先生は、<+2>ですか?」
M「そうです。年中、注意します」
W「<そんな自分>をどう思われますか?」
M「私は、教師ですから、生徒が、悪い事をしていたら、良い方向に育てるため、注意
するのは、当然だと考えています。だから、<年中、注意する自分>は、このままでよいと思っていますが、Wさんは、どう思いますか?」
W「そうですね。あなたのお話を聞いていて、確認したい事が出てきましたのでお尋ねします」
M「どうぞ」
W「それは、あなたの教育観、教師観ですね? あなたは、「教育とは、生徒に、良い事と、悪い事、を教えることだ。これこそが、教師の 役目だ」と、強くお考えのように、私は理解したのですが、いかがでしょうか?」
M「その通りです。それこそが、教育であり、教師の役目だと、私は、強く考えて、こ
れまで、実行してきたし、これからも、この考えで、生徒と関わっていくつもりです」
W「そうですか。これで、先生の教育観、教師観が、はっきりしました」(つづく)。
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さて、今、これをお読みの、あなたは、M先生の教育観、教師観を、どう思われますか?
同感ですか?
異議あり、ですか?
コメントを、お心待ちしています。
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コメントを、いつも心待ちにしている どんぐりおじさん
(共育心理研究者。共育カウンセラー)