どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

栗原心愛ちゃん(10)の命を奪ったものは、何か!               

栗原心愛ちゃん(10)の命を奪ったものは、何か!


それは、彼女がアンケートに書いたSOSを読んだ関係者が、彼女の「藁をも掴む」叫びを<感じる心>が、なかったことが、根本的な直接原因だ、と私は強く感じています。



関係者とは、彼女の家族、学校、教育委員会、児童相談所、警察です。


彼女の死の原因は、勿論、父親です!!



彼女の心の叫びを、関係者が真剣に<感じていた>ならば、彼女をイジメから守ろうと真剣に行動したに違いありません。


そうすれば、
学校は、彼女が学校に来ない時に、緊急に手を打ったのではないでしょうか!


児童相談所は、簡単に一時保護をやめ、彼女を、虐待癖のある 父親の元に帰したりする愚かな事は、しなかったのではないでしょうか!


教育委員会は、アンケートの写しを、安易に渡すなどと言う、愚かなことはしなかったのではないでしょうか!


警察は、父親が彼女を殺してしまう前に、関係部署と連携し、モット早く逮捕する事が出来たのではないでしょうか!


容疑者以外の家族に、多くを期待することは、私には出来ません。あの恐い父親が一緒に住んでいたのですから。



結論
栗原心愛ちゃん(10)の命を奪った根本的原因は 、関係者の<弱い感受性>、<弱い関心>、<心なさ>、では、ないでしょうか!


根本的原因が、関係者の<職務怠慢>、<無責任さ>であると
見るのは、誤りではないでしょうか!

この様な見方は、根本的原因を覆い隠してしまい、真の問題解決にならず、このような悲劇が、再び起こる可能性があるのではないでしょうか!




心愛ちゃんは、救いを求めて叫んでいた!

ぱぱ、私をぶたないで! 助けて!
先生!助けて!何とかして!


彼女の悲痛な叫びは、おとな達には、ついに届く事はなかった!

彼女は、何とかして、生きたかったのです!



          栗原心愛ちゃん のご冥福を祈りたい。


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    どんぐりおじさん(教育心理研究者)


         

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