一点、集中！

                                     

私達は、毎日、毎日、実に沢山のことを、やっています。
朝、ベッドから起き上がる。　TVを見る。　本を読む。　音楽を聞く。人の話を聞く。・・・・。
一日に、合計、いくつの事を、やっているでしょうか？
１００？　１０００？　・・・・。

このバッターは、ピッチャーが投げる球を、じっとまっています！
気持ちを集中させています。
もし、この瞬間、他の事を考えていると、集中力はなくなります。
「ホームランを打つてやろう！」などと。

今、自分がやっている事に、集中できないと、やろうとしている事は、うまく実現する事が出来ません。
音楽を聞いている最中に、「新年号は、何だっけ？」などと考えていると、その時は、もう音楽は聞いていないのです。
何事も、同じです。

一点、集中が出来なかった行動は、やらなかったのと同じ結果になってしまいます。
一点、集中が出来なかった行動は、自分の経験として、記憶装置（脳髄）に刻印されないからです。
一点、集中が出来なかった行動が多いと、毎日の感覚的生活は曇りです。
生き生きしない、ボーとした、充実感のないものになってしまいます。
夕方「私は、今日、一日、なにやってたんだっけ？」と後悔するのです。
これほど残念な事はありません。

チコちゃんは、言ってます！

　　　　　　　

集中力を高め、＜一点、集中の行動＞を、一つでも多くしたいものです。
でも、人間は、朝から晩まで＜一点、集中＞は出来ません。ハードルは、少しずつ、上げていきましょう。

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　　　どんぐりおじさん
　　　　　　　　（教育心理研究者）
　　　　　　　　（何でも相談、カウンセラー)
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