教師に求められる<心的能力>(その10)
教師に求められる<心的能力>(その10)
=思考力=
懐疑心に続いて求められる能力は、思考力です。考える力です。
何かを疑っても、その疑いを、そのままにして置いたのでは、何も解決しないからです。
残念ながら、私達は、大抵の場合、その疑いを考えず、いつの間にか忘れてしまうのです。残念です。折角の進歩のチャンスを、自分が捨ててしまうのですから。
あなたに何か疑問が起こったら、忘れないうちに真剣に 考えて下さい!
さて、どのように考えたら良いでしょうか?
私は、次のような方法で、具体的に考えます。
(1)まず、疑問を、明確にすること。
疑問が起こった瞬間は、<何が疑問なのか>不明確なのです。漠然としているのです。
<漠然としている>と言う事は<具体的に、言葉で表現できていない>と言う事です。
「私は何を疑っているのかな?」
「シップを貼る所が、まずいから、腰の痛みが取れないのでは?」
「私はシップを貼る位置に、疑問を感じているらしい」。
(私は、腰痛で、シップを体のアチコチに、湯上がりに7枚も貼っているのです!)
(2)次に具体策を考えること。
上記のように<何が疑問なのか>が、自分なりに、ある程度ハッキリすれば、シップをどこに貼るかを<具体的に考えること>が出来るのです。
*どんな疑問でも、疑問を解決する為に、一番、注意しなければならないことは、上記のように<具体的に考えること>だ、と私は考えています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どんぐりおじさん