どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

先生のための<ひとこと集>(第10回)

先生のための<ひとこと集>(第10回)

          

ひとこと ⑩ <心>の交流が、可能となる条件は、何でしょうか?


<心>=<感情(気持ち)>+<願い>

<感情(気持ち)>=喜、怒、哀、楽、憎、怨、厭、好き、・・・。
<願い>=したい、したくない。




条件(1)先生や親が、自分自身(先生、親)の<心>を感じていること。

悲しい<心>を経験したことのない先生や親は、子供の悲しみを感じとることが出来ないのです。これは、事実です。
<心>を感じ取ることは、誰にとっても、とてもむつかしことです。
<心>を感じ取る能力が、感受性(感性)です。
しかし、毎日の生活の中で、瞬間、瞬間、自分の心に湧いては消えて行く、自分の<心>
を感じ取るトレーニングを続けるならば、少しずつ、感受性を高めて行くことが出来るのです。
がんばりましょう!




条件(2)先生や親が、相手(子供)の<心>を感じていること。
この条件は、条件(1)が満たされて行けば、それだけ多くの<心>を、先生や親は
感じ取ることが出来るようになるのです。
条件(1)と同じように、毎日の生活の中で、瞬間、瞬間、自分の心に湧いては消えて行く、自分の<心>を感じ取るトレーニングを続けるならば、少しずつ、自分の感受性を高めて行くことが出来るのです。
がんばりましょう!
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      いつでもコメントを心待ちにしている  
         
どんぐりおじさん
      (教育心理研究者。教育カウンセラー)



           

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