どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

感受性が鋭敏になれば、世界が広がる! (第2回)

教師の皆さん。
一般家庭の皆さん。
今、私が皆さんと研究しているこのテーマは、教育(学校教育、家際教育)と非常に密接な関係があるのです。議論が進むにつれて、その事が明らかにされて行くと思います。どうぞ、ご愛読を宜しくお願い致します。

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感受性が鋭敏になれば、世界が広がる! (第2回)


          

          


(2)感受性とは?(つづき)
人間は、多くの感覚を持っています。
よく五感と呼ばれています。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。
これら以外にも、多くの感覚が発見されていますが、私達は生理学者ではないので、話を解りやすくするため、この五感のみを考えることにしたいと思います。


例として、視覚を採り上げてみましょう。
視覚は、眼によって外部の世界を認識したり、感じたりすることが出来ます。


今、Aさんと、Bさんが、目の前に咲いている、同じ朝顔を見ています。


      


二人が、これを見た瞬間に感じたことを言って貰いました。


Aさんは「これは朝顔だ」と言いました。
Bさんは「これは朝顔だ。キレイだな」と言いました。


さて、Aさんと、Bさんの心の状態は、どう違うでしょうか?


Aさんは、自分の眼に見えたものが、朝顔である事を知ったのです。
この朝顔を見て、自分の心が<どう感じたか>、自分の心に<どのような感情が湧いた
たのか>を感じていないのです。


Bさんは、この朝顔を見て、自分の心が<どう感じたか>、自分の心に<どのような感情が湧いたのか>を感じているのです。


感受性(sensibility)とは、五感と呼ばれてる、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚が捉えた感情(感じ)を感じ取る、人間の心の働き、能力です。

感受性の強い人は、弱い人より、敏感に、繊細に、多くの感情を感じることが出来るのです。
モーツアルトは、私達より、はるかに多くの音域を、敏感に、繊細に感じ取っていたに違いないのです!!!
彼は、私達とは違う世界に住んでいたのです(音に対する敏感性に置いてだけですが)。


以上で、感受性の定義が定まりました。 (つづく)
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ここで質問です。
「感受性の強い人の生活と、弱い人の生活とでは、どのような違いが出てくるでしょうか?」
あなたのコメントを心待ちにしております。(どんぐりおじさん)
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          どんぐりおじさん


       

            

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