憂鬱(その4)
憂鬱(その4)
人間が憂鬱になるのは、どんな時でしょうか?
それは、<後悔している時>、と、<心配している時>です。
一つずつ、検討して見ましょう。
(1)後悔。
前回、検討しました。
(2)心配。不安。
心配とは「将来、自分が期待しない、イヤなことが起こったら、どうしよう、とクヨクヨ考える時に生じる不快な気がかり」のことです。
「地震で、この家が潰れたら、どうしよう?」
「ローンが、返済できなかったら、どうしよう?」
「息子が、学校の帰りに誘拐されたら、どうしよう?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
心配性の人は、いくらでも心配を作り出してしまいます。
しかし、いくら考えても、答は出ません。
答のない問題を考えると、答がないので、心配(不安)になるのです。
未来の事は、いくら考えても、どうなるか、誰にも解からないから、答は出ないのです。
未来の事で、ハッキリしているのは、ただひとつ。
「人間は、いつか、死ぬ」と言うことだけです。
心配があると憂鬱になります。
憂鬱になれば、あなたは、元気がなくなり、生活が暗くなります。
未来の事を、クヨクヨと、心配するのは、無意味であり、愚かなことです。
(3)未来ではなく、現実の心配の解決法。
あなたは、何を心配しているのでしょう?
あなたは、何が気がかりなのでしょうか?
この辺の所を、しっかり考えて、この辺の所を明らかにして、対策を講じれば
心配は、小さくなるでしょう。
例「地震で、この家が、つぶれたら、どうしよう?」
大きな地震が来たら、家が壊れるのを避けることは出来ません。しかし、小さな地震でタンスが倒れ、その下敷きにはなりたくありません。
だから、背の高いタンスなどには、転倒防止対策をします。
その他、具体策を実施することによって、心配は、大分、少なくなるでしょう。
どんな心配でも、クヨクヨと、漠然と、考えないこと。
具体的に考えて、あなたに出来る対策を講じれば、心配は、大分、少なくなるでしょう。
クヨクヨと、漠然と心配するのは、やめましょう!(おわり)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どんぐりおじさん
コメントをお待ちしています。