どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

子供のように、生き生きと生活しよう!(その2)

子供のように、生き生きと生活しよう!(その2)


                               


それには、どうしたら?


答(2) 感じた事を、声に出すこと。
(い)家庭で。
*一人の時も、声を出してください。


*対話のときは、相手に対して声を出さねば、相手に伝わりませんから、当然、声を出すことが必要です。
ところが、私達は、感じた事を声に出すことを、忘れていることが多くないでしょうか?
これは、非常に残念な事です。100万円をドブに捨てるより勿体無いことではないでしょうか? 喜びも、悲しみも、伝え合ってこそ、家族と言えるのではないでしょうか!


(ろ)職場で。
職場では、声に出さない方がよいでしょう。
日本の社会では、「感情を表現するのは軽薄だ」と言う雰囲気があるからです。相手を
選んで、感じた事を声に出し、伝えて下さい。



なぜ、声を出すことが大切なのでしょうか?
実験してみれば、すぐ解かることです。


さー、ここで実験です。
実験(1)と実験(2)で、どちらが、よりハッキリと、体に響くでしょうか?


実験(1)「うれしい」と感じ、黙っている場合。
実験(2)「うれしい」と感じ、「うれしい」と声に出さない場合。


当然、実験(2)の方が、実験(1)より、ハッキリと体に響きます。心が感じた事をハッキリと意識できるのです。



なぜでしょうか?
私は、つぎの二つの理由があると思います。

ひとつは、音声が耳に聞こえるからです。

もうひとつは、「声を出す」と言う行動は、全身運動だからです。全身運動は脳の活発な働きがなければ実現しません。脳の活発な働きが意識を高めるに違いないからです。



皆さん!
感じたことを、声に出しましょう!
そうすれば、子供達のように、生き生きと生活できるのです!! (おわり)


(この下の(その1)を併せてご覧頂けば、より解かりやすいかも知れません)。
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子供のように、生き生きと生活しよう!(その1)



       


学校でも、家庭でも、子供のように、生き生きと生活しよう!
先生と生徒、親と子供、その他の間でも。
一人の時も、誰かと一緒の時も。
どこでも、ここでも。


さて、どうすれば?
答は、簡単。でも、これほど難しい事はありません。やってみれば、すぐわかります。


答(1)感じること。
すべての人間の体は、絶えず、一瞬、一瞬、何かを感じているはずです。感じていなければ、生物として生きている事が出来ないだろう、と私は考えるからです。


見たとき、聞いた時、さわった時、・・・。
器官、感覚(五官、六官、7官、・・・)が、刺激された時、何かを感じるのです。
「うれしいな」、「悲しいな」、「つめたいな」、「食べたいな」、・・・・・。


ところが、ところが、あなたの体が、その時、感じている<感じ>を、あなたは意識しているでしょうか? 
実は、意識していない時が、かなりあるのです。例えば、あなたが、ボーとしている時です。あるいは、あなたが、何か考え事をしている時です。


あなたの体が感じている<感じ>を、あなたが100パーセント、意識することは不可能なのです。あなただけではありません。誰にとってもそうなのです。


あなたの感受性が、より敏感になればなるほど、50パーセント、60パーセントと向上するのです。
それには、あなたがボーとしている時、あなたが何か考え事をしている時、を根気よく少なくする事が大事です。


以上が、答(1)です。
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    どんぐりおじさん



          

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