教師に求められる<心的能力>(その6)・・集中力、持続力。
保護者の皆さんへ。
この記事は、学校教育用に書かれています。しかし、家庭教育にも当てはまる事は言うまでもありません。
すべての人間の人間性は、同じだからです。
どうぞご愛読をお願い致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
教師に求められる<心的能力>(その6)・・集中力、持続力。
この画像の先生は、生徒、ひとり、ひとり、を、しっかりと、集中して、見つづけることが出来るでしょうか?
<自分が、ある事に集中している状態>とは、どのような状態でしょうか?
今、僕はPCでこの記事を書いています。僕は、しばらくは書くことに集中しています。ところが、知らぬ間に、僕は、他の事を考えてしまいます。
「なおみ選手の試合は、今日、何時からだったかな?」と。
この瞬間、僕の集中力は、記事を書くことから、外れているのです。
何かを効率よく実行しようとする時は、何をやる場合でも、集中力とその持続力が必要です。その時、集中力と持続力は、同時に働かねばなりません。
特に、教師が、生徒の話しを聴く時。
生徒に話をする時。
集中力を持続することは、実は非常に難しいのです。
大部分のおとな(教師、親)は、集中力が弱くて、集中力を持続することが出来ないのです。
それなのに、自分が集中していない時があることに、気付いていないのです。
生徒達を観察して見ましょう。
彼らの集中力は、おとなと比べて、どうでしょうか?
おとなより、はるかに優れているのです。
だから、生き生きと、テキパキと動く事が出来るのです。
さて、あなたが、集中力と持続力を向上させるには、どうすれば良いでしょうか?
*まず、あなたの集中力が、切れた瞬間、そのことに気付くことです。
*あなたが、自分の集中力が、弱いか、強いか、知ることです。
*そして、トレーニングを実行して下さい。
たとえば、<良く味わって食べること>。TVを見ながら、食べていると、味の変化は、わかりません。ボヤッとしてると「あれ?何を食べたんだっけ?」となってしまいます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どんぐりおじさん
(教育心理研究者)