教師に求められる<心的能力>(その5)伝える力
教師に求められる<心的能力>(その5)伝える力
④ 教師の<心>を、正確に<伝える力>。
あなたと生徒が対話している時に、あなたは自分の<心>を、しっかりと感じ取り、その時のあなたの<心>を、正確にその生徒に伝えることが求められます。
<心>=この瞬間の<気持ち(感情)>+この瞬間の<願い>
C「先生、私、宿題やってくるの忘れちゃったよ」。
T「それは、残念! これからはチャンとやってきて欲しいな」。
C「うん。わかった」
この時、あなたに求められる能力、伝達力、表現力が、<伝える力>です。
あなたと、その生徒が、それぞれの<心>を伝えあった時に、二人の間に有効な<心の交流(コミュニケーション)>が実行され、教育の目的である<生徒の人間形成>が促進されるのです。
この<心の交流(コミュニケーション)>は、とても難しいのですが、例え、1日、一回でも、実現できるならば、有効なのです。あせることはないのです。
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どんぐりおじさん
(教育心理研究者)