どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

新型コロナ・ウイルス感染症の防止法 (その1)

新型コロナ・ウイルス感染症の防止法。
       (その1)


          



これまで、私達は、新型コロナ・ウイルスに関する、いろいろの正しい知識を学んで来ました。
*新型コロナ・ウイルスとは、どのような菌なのか?
*新型コロナ・ウイルスは、物品に付着し、生きているのか?
などなど。



今回から、これらの知識を基にして研究された、防止対策を掲載します。
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その内容は、「厚生労働省、令和2年5月29日時点版」です。


問い。
感染を予防するために注意することはありますか。心配な場合には、どのように対応すればよいですか。


感染を予防するためには、基本的な感染予防の実施や不要不急の外出の自粛、「3つの密」を避けること等が重要です。

これまでに国内で感染が確認された方のうち重症・軽症に関わらず約80%の方は、他の人に感染させていない一方で、一定の条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。


集団感染が生じた場の共通点を踏まえると、特に、1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、2.密集場所(多くの人が密集している)、3.密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や共同行為が行われる)という3つの条件のある場では、感染を拡大させるリスクが高いと考えられています。


また、これ以外の場であっても、人混みや近距離での会話、特に大きな声を出すことや歌うことにはリスクが存在すると考えられています。


激しい呼気や大きな声を伴う運動についても感染リスクがある可能性が指摘されています。多くの場合、ライブハウス、スポーツジム、医療機関、さらに最近になって繁華街の接待を伴う飲食店等におけるクラスターでの感染拡大が指摘されています。



 
なお、喫煙に関しては、
*本年4月から、望まない受動喫煙を防止するための改正健康増進法が全面施行され、原則屋内禁煙となっています。事業者は、屋外喫煙所や屋内の喫煙専用室を設けることも可能ですが、これらの場所では距離が近づかざるを得ない場合があるため、会話や、携帯電話による通話を慎むようお願いします。


*また、WHOのステートメントによれば、WHOが2020年4月29日に招集した専門家によるレビューにおいて、喫煙者は非喫煙者と比較して新型コロナウイルスへの感染で重症となる可能性が高いことが明らかになったことなどが報告されています(WHO statement: Tobacco use and COVID-19 (2020年5月11日公表))。




 新型コロナウイルス感染症は、一般的な状況における感染経路の中心は飛沫感染及び接触感染ですが、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する等の一定の環境下であれば、咳やくしゃみ等の症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。



また、無症状の者からの感染の可能性も指摘されており、油断は禁物です。
*人と人との距離をとること(Social distancing; 社会的距離)、
*外出時はマスクを着用する
*家の中でも咳エチケットを心がける
*さらに家やオフィスの換気を十分にする、
*十分な睡眠などで自己の健康管理をしっかりすることで、自己のみならず、他人への感染を回避するとともに、他人に感染させないように徹底することが必要です。


 これらの状況を踏まえ、「3つの密」の回避、マスクの着用、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行などをお願いします。
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   いつも、コメントを心待ちにしている
       どんぐりおじさん
    (教育心理研究者。教育カウンセラー)


         

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