どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

先生のための<ひとこと集>(第21回)

    先生のための<ひとこと集>(第21回)


                                             


ひとこと 21 人間の自己実現化傾向が、実際に発揮されるための条件とは、何でしょうか?(その1)


自己実現化傾向とは「すべての人間が、自己を心身とも健全な方向へと成長・発展させようとする潜在的、先天的傾向」を意味します。


これが、自己実現化傾向の定義です。


自己実現化傾向は、クライエント・センタード・カウンセリングの創始者、カール・ロジャーズが生涯を賭けた面接活動を通して発見した学説(仮説)です。


彼は言っています。
「自己実現化傾向は、自己を心身とも健全な方向へと成長・発展させようとする、ただひとつの心的エネルギー、心的能力、心的動因である」と。


人間の自己実現化傾向は、あくまで<潜在的傾向>なのです。
オギャー!と生まれた赤ちゃんが有する<潜在的傾向>なのです。
<潜在的>とは、まだ実現していない状況のことです。

ここまでの話は、抽象的なものです。


これから、具体的な検討に入りましょう。

具体的な検討
人間の<潜在的傾向>が、実際に実現されるには、その人間に、外部の人間から、<ひとつのもの>が与えられなければなりません。
さて<ひとつのもの>とは、何でしょうか?
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 どんぐりおじさん
        (教育心理研究者。教育カウンセラー)



             

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