教育新聞(第41号)
ブレーキをはずし、これまで、やったことのないことに挑戦してみませんか!
人格養成のための<新・教育学>
=対話による、生徒中心の教育=
人間の性格(その7)
(5-8)ブレーキとは?(まとめ)
これまでに考察してきた「ブレーキ」について、
まとめてみましょう。
私達が、「自分自身を知る」、
「自分の性格を知る」には、
自分が、いろいろの経験をして、自分に関する
多くのデーターを集め、集めた多くのデーターを
分析しなければなりません。
ところが、残念な事に、自分の経験を妨げる
多くのブレーキがあることが、これまでの考察から、
明らかになって来ました。
そのブレーキとは
(1)第一のブレーキ
誤った道徳観。<二者択一、観念>。
幼少時に、おもに、母親や、指導的立場にある人達
(先生、親)から植え付けられた善・悪観念)。
*「嘘をついては、いけない」
*「なまけては、いけない」、などなど。
(2)第二のブレーキ
常識.。<当たり前、観念>。
*「みんなが、そうしてるから、そうしよう」
*「世の中、こうなってるから、こうしよう}
私達の心を縛っていて、私達の経験を妨害するブレーキは、
この二つ以外にも、いろいろあります。
その中で、私が、もっとも強力に思えるものを、
ふたつ、ピックアップしたのです。
もし、私達が、上記のような、自分の中に存在するブレーキに、
ひとつでもよいから、気付くことが出来たならば、その時から、
私達は以前より広い、<自分の世界>に出る事が出来、
今まで実行できなかった、新しい経験を実行する事が、
出来るよになるのです。
「気付き」は、すばらしい出来事なのです!
自分のブレーキに「気付いて」、自分の
新たな世界に飛び出しましょう!
もし、あなたが、これまでに考察してきた「ブレーキとは、
何か」を理解することが、「気付き」の第一歩となるのです。
(6)「自分の性格」を知る方法
(6-1)「自分の性格」を知る手順は、次のようになります。
(1)自分に関するデーターを収集する。
(2)そのデーターを分析する。
(6-2)自分に関するデーターとは、何でしょうか?
人間は、何かを感じたり、考えたりします。
それは、すべてコトバによって、心に表現されます。
心は、コトバを映し出すスクリーンです。
「嬉しいなー」、「腹がへったな」、「つまらないなー」
「どうしようかな?」、・・・・・・。
このように、「心に映し出されたコトバ」が、
「自分に関するデーター」なのです。
ですから、私達は、自分の心をしっかり見つめ、
心に映し出されているコトバを、出きるだけ正確に、
読み取らねばなりません。これは、中々、難しいことです。
これほど難しいことは、この世にないでしょう。
一生かかる難事業です。だからこそ、やりがいのある、
面白い事なのです。
忍耐,根気、努力、勇気、トレーニングが必要となります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*何なりと、お知らせ頂ければ、嬉しく思います。
(ドングリおじさん)
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