教育と差別(その2)
教育と差別(その2)
教師の皆さん。
ご家庭の皆さん。
私達は,知らぬ間に、生徒や子供を差別していないでしょうか?
先生方や保護者の皆さんが、子供達の健全な成長を促進することが、学校教育、家庭教育
の目的である事は言うまでもありません。
もしも、あなたが、生徒や子供を知らない間に差別していることが、ある、とするならば、この目的(上記)に反することになるのです。
ですから、あなたが、自分の生徒や子どもに、どのような態度を取っているかを
慎重に吟味して頂きたいと願いながら、これからあなたとご一緒に考えて行きましょう!
あなたは、どんな時に、どのように、生徒や子供を差別しているでしょうか?
以下、私の見解を述べたいと思います。皆さんからのご批判をお待ちしています。
(1)道徳教育(しつけ教育)
教師による道徳教育(しつけ教育)は、<生徒、それぞれ>の個性を無視して、<良い生徒>と<悪い生徒>に分類しているのです。
これほど恐ろしい差別は他にあるでしょうか。
教師や親は、生徒たちの行動、考え方、性格などを、<良いか>、<悪いか>と言う<二者択一の判断基準>で、仕分けしているのです。
*授業中、オシャベリをしてる生徒は<悪い生徒>。
先生の話をよく聞いている生徒は<良い生徒>。
先生「こら! オシャベリをしないで!」(注意。怒り)
*落ち着きのある生徒は<良い生徒>。
落ち着きのない生徒は<悪い子>。
先生「君は、落ち着きがなくて、ダメだね」(否定)
これを聞いていた他の生徒達も知らない間に、先生の道徳観、価値観を心に取り 込んでしまうのです。
これが恐ろしい洗脳であり、心の汚染なのです。
*先生や親の言う事を、よく聞く生徒は<良い生徒>。
その反対は、<悪い子>。
*・・・・・・・・。
キリがありません!(つづく)
さて、(1)以外に、どのような差別があるでしょうか?
あなたからのコメントを心待ちにしています。
(どんぐりおじさん)