どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

<良い子>って、どんな子?

          <良い子>って、どんな子?


                               


良い子>は、いつも、先生や親の顔色を伺っています。
先生や親に、ほめて貰う事が、生き甲斐なのです!


「買い物に行って来てくれる?」・・・「うん」
「宿題を、やってから、遊びに行きなさい」・・・「はい」
「もっと、字を丁寧に書いて!」・・・「わかりました。字の練習をやります」
・・・・・・・


良い子>は実によく、先生や親の言う事を聞くのです。
自分が、やりたくて、やっている、のではありません!
先生や親に、褒めてもらいたいから、やるのです。


良い子>は、<自分としての満足・喜び>を経験することは、決してありません。
なぜなら、人間は、誰でも、自分がやりたい事を、やった時のみ、<
自分としての満足・喜び>を感じることが出来るのですから!


良い子>は、気の毒な、<悲劇の子>なのです!



諸先生!
保護者の皆さん!
僭越な事を言わせて頂きたいと思います。

自分が、子供に、やらせたいことを、やらせようとしないで下さい。


あまり、子供を褒めないで下さい。子供は、おとなに褒められると嬉しいので、どうしても、おとなに褒められそうな事をやるように、なりやすいからです。


大きな危険がないならば、子供が、やりたいことを、やらせるようにして下さい。子供に、自由を与えてください。


「あなたの好きなように、しなさい!」と言って下さい。
そうすれば、しっかりした子は、その子は、自分なりに考え、自分なりの答を出して実行するでしょう。


でも依存心の強い子は、「私、解らないよ。教えてよ」などと言うでしょう。
その時は、「まず、よく考えなさい。それでも、どうして良いか解らなかったら、私も一緒に考えるからね」と言って下さい。


仮説・・すべての子供は、先天的、潜在的に、健全な力、能力(自主性、自発性、感受性、など)を持っています(実現化傾向)。


もし、教師や親が、子供に自由を与えることが出来るならば、子供は、これらの力を充分に発揮し、自分の力で、元気に、生き生きと育って行くのです!


このことを、あなたは、生徒や自分の子供との関わりの中で、実感することが出来るのです!
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      どんぐりおじさん
   (カウンセラー・・・心配事、何でも相談)。


        

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