どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

子供の成長は、不自由の中で、破壊される。

 子供の成長は不自由の中で、破壊される。


       


すべての子供は、心身ともに健全な方向へと成長・発展する潜在的な多くの能力を持って誕生します。


これは誰でも観察することが出来る事実です。


赤ちゃんを見て下さい!
教えもしないのに、乳を飲み、体を動かし、泣き、笑い、やがてハイハイをし、立ち上がり、・・・・。

子供は、それぞれの発達段階に応じて、持って生まれた潜在的能力を発揮しながら成長して行きます。



ここからが、重要です!
上記のように、その子は、その子なりに、成長して行くためには、大人(親。指導的立場にあって「先生」と呼ばれている人々)によって、自由が、子供に与えられなければなりません。
(ここまでの事は、既に、3月13日の記事で述べた事です)。



残念な事に、もし自由が与えられず、不自由が与えられた時には、持って生まれた子供の潜在能力は発揮されず、破壊されてしまいます。


では、大人は、どのようにして子供に対し、不自由を与える(与えている)のでしょうか?


主なものは、次の二つです。
(1)躾け指導
(2)道徳教育


それぞれが、どのようなものであるかは、私が延べる必要のない、自明の事柄だと思われます。



おとなの教育上の重要な責任と義務は「健全な、生き生きとした、たくましい人間を育てるために、生まれた時から出来るだけ多くの自由を、子供に与え続けることではないでしょうか?


これこそが、真の教育、真の子育て、ではないでしょうか?



最後に、恐る恐る、お伝えしたいことがあるのです。
誠に残念な事ですが、多くの子供の成長は、ほぼ、10歳位で停止しているように、私には見えているのですが、見間違いでしょうか?


あなたのお子さん、あなたのクラスの生徒は、いかがでしょうか?
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     どんぐりおじさん


      


    水仙(原種)。
    直径、1CM。(昨日、咲きました)。                       

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