落し物は、ありませんか?(第4回)・・最後
落し物は、ありませんか?(第4回)・・最後
(2)あなたが、落し物を少なくして行くためには、
どうすればよいでしょうか?
これは、容易なことではありません。
どんな能力も、努力と忍耐とトレーニングが必要です。
この場合も、同じです。
しかし、やる気になれば、少しずつ能力は向上して行くでしょう!
まずは、始めることです!
まず、挑戦する事が大事です。
がんばりましょう!
(2-1)落し物を少なくするために必要な能力はなんでしょう?
それは、集注力と感受性(感受力)です。
あなたが、あなたの心に注目し、集中し、刻々と湧きあがって来る<感情、と、願い>を、あなたの感受性で感じ取ることです。
集注力が高まり、感受性(感受力)が敏感になればなるほど、<感じ落とし(落し物)>は少なくなるのです。
瞬間、瞬間、あなたの心が感知するものは、次のふたつです。
(Ⅰ)あなた自身の<感情、と、願い>。
例、「今、私は、うれしい」。
(Ⅱ)あなたが対話している時は、相手の<感情、と、願 い>。(対話は、1対1です)。
例、「今、彼は、困っているらしい」。
(2-2)センシティビティ・トレーニング。
これが、皆さんご存知の、集注力と感受性(感受力)を向上させるための方法 です。
時間を決めてやらないで、生活の中で、自発的に、やりたい時に試みるのが私は良い と思います。回数は、多いほど効果的です。でも、無理をしないこと。無理をすると 続かないでしょう。
例(1)よく味わう。
「さて、ワインを飲もう。何とも言えない良い香りだ! 甘味、にが味、しぶ味、 のど越しが気持ちよい!」(感じは、どんどん変わる!)。
例(2)よく見る。
「朝顔、あー! きれいだ! このブルー、すてきだ!」。
例(3)素足で歩く。
足裏からの感じが、じかに体に伝わってくる!
例(4)寿司は、手で掴んで食う。
手ずかみの感触が、手に、じかに伝わって来て、実にうまい!
(インド人は、熱いカレーでも、手で食う!)
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どんぐりおじさん