どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

落し物は、ありませんか?(第3回)

       落し物は、ありませんか?(第3回)


                    


(1)落し物 (つづき)。
私達は、毎日、毎日、ダイヤより大事なものを、何百も落しているのです!
一体、それは何でしょうか?
子供(9歳以下)が<落とさないもの>です!



それは、次の2種類です


(1-1)第一種の落し物
  <>とは、{<感情>と<願い>}です(僕の定義)。


       心=感情+願い


 {<感情>と<願い>}は、一瞬、一瞬、泉の様に心に湧いては、消えて行きます。
命有る限り、心臓の鼓動のように休むことがありません。


あなたは、どんどん心に湧いてくる {<感情>と<願い>}の、一部分しか、意識していないのです!
ボヤッとしている瞬間が、あるからです。


仮に、あなたが、70%しか意識しなかったとすると、30%が消えて無くなってしまったのです。


この30%が、落し物です。



(1-2)第2種の落し物
第一種の落し物は、あなたの心に発生した、あなたの {<感情>と<願い>}の落し物です。


今、あなたと、B君が真面目に対話しています。



B君の心には、B君の{<感情>と<願い>}が、次々と湧き上がり、どんどん消えて生きます。


あなたの心に起こった現象と同じです。



さて、あなたが、B君と心を通わせるために必要なものは、何でしょうか?


それは、あなたが、<B君の心に発生する、B君の{<感情>と<願い>}>を、100%、感知していることです。


しかし、これは、誰にとっても出来ない相談です。


あなたは、自分の{<感情>と<願い>}を、70%しかキャッチ出来ませんでした。
30%が、落し物でした。


B君との対話でも、あなたは、B君の{<感情>と<願い>}の70%しか感知出来ないでしょう。
あなたは、30%を落し物にするでしょう。



ここで、次の研究課題が発生しました!
落し物を少なくしていくためには、私達は、どうすればよいでしょうか?


あなたのご意見をお待ちしています。
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どんぐりおじさん

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