どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

<一日・一言>(その12)


その日、言いたくなったことを、一言づつ、綴ります。



        <一日・一言>(その12)



       <やりたいこと>を、抑制するもの


                    ブレーキ(その4)
       女房の眼


僕の女房のことではありません。
一般的な女房のことですから、くれぐれも誤解のないように!


女房の眼が、なぜ、あなたのブレーキになるのでしょうか?
(ここで言う<あなた>は、当然<夫>を指します)。


「妙な質問だな」と思いますか?
「オレとは、関係ない」と思いますか?
それとも、ピンとくるものがありますか?


あなたは、自分の言動を、いつも、高い所から監視している、こわい女房の眼を感じませんか?


そして、自分が何かやろうとする時、「これをやったら、女房はどう思うかな? 女房に怒られやしないかな?」と女房の眼が、ピカリと光って、恐怖心が湧き起こりませんか?


そして「怒られそうだから、やるのはよそう」と決めた時、女房の眼が、あなたがやろうとする事にブレーキをかけ、あなたが、今、やりたい事をやめさせたのです。


あなたは、こんなことを経験したことがありませんか?
すべての男性(夫)が、昨日も、今日も、きっと経験したと思います。
僕も、同じです。


女房の眼を怖れる心理は、すべての旦那に共通の心理だろう、と僕は考えているのです。


何しろ昔から「山の神」と言う言葉があるぐらいですから。
今、PCで調べたら、「山の神は、女神であり、恐ろしいものの代表的存在であった」と書いてあります!



さて、これからが本題です。
今回、このテーマを取り上げた目的は、こうです。
(1)女房の眼の心理を分析し
(2)その心理が、あなたの心にも存在することに、あなたが気付き
(3)「山の神」、「女房の眼」が、あなたのブレーキとならないように変化し
(4)あなたがやりたい事が、これまでよりも、たくさん実行出来るように、あなたを房の眼から解放することです。



以下、僕の経験から、僕なりに、女房の眼の心理を分析してみたいと思います。
あなたは、あなたなりに、試みて欲しいと思います。


僕は、なぜ女房の眼を、そんなに恐がるのでしょうか?
それは、僕が「女房に好かれたい、やさしくされたい」と、いつでも、強く願っているからだと思います。
だから、「その反対の事が起こりやしないか」と、たえずビクビクするのです。


では、なぜ、「女房に好かれたい、やさしくされたい」と言う強い願望が、僕の心に存在するのでしょうか?
それは、すべての男性の心に、先天的に、遺伝子に組み込まれているのだと、僕は思います。


「そんなバカな!」と言いたい男性ほど、この心理が強いのではないでしょうか。


この心理が、自分の中に存在していることに気付き、認めることが出来れば、「山ノ神」恐い「女房の眼」は、自分が創り出したオバケのような、架空のものであって、<実際の女房>は、恐い人ではない事を知ることが出来るでしょう。
そうすれば、男性は、女房に対する恐怖心、女房の眼から少しずつ解放され、やりたいことが出来る回数が、だんだん多くなるでしょう。


女性の皆さん!
このような心理が、あなたの夫だけでなく、すべての男性に存在している事を理解して、すべての男性にソフトに接することをお願い致す次第です!


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    どんぐりおじさん


      





      

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