どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

常識は、両刃の剣!(その1)

                常識は、両刃の剣!その1

                                   

常識とは、何ですか?
  常識(社会常識)とは、ある一定の地域(国、職場、地元、グループ、・・・)で通  用する<大人同士だけの暗黙(時には、名文化されています)のルールです。
  挨拶、冠婚葬祭の決まり、礼儀作法、習慣、・・・。


でも、良く観察して見ると、
  この社会常識の中味や重点のかけ方は、人によって違っていることが解かります。
  例えば、ある友人の結婚祝い金は、ある人は「1万円でいいでしょう」と考え、また  ある人は「5000円でいい」と主張します。またある人は、「必要ない」と考える。

  万事、同じことです。



ここからが、本題です。
常識は、なぜ、両刃の剣なのでしょうか?
  有効性(有用性)と有害性(危険性)があるからです。


(1)その有用性は、常識が守られた時、発揮されます。
  常識を守る事は、人間関係の潤滑剤になるからです。
  一番良い例は、挨拶です。道であった時、お互いに挨拶を交わせば、二人  の友好な人間関係は保たれるのです。
  ですから、たとえ、挨拶をしたくない時でも、その地域の一員として認め  られ、友好関係を維持したいならば、人間関係の潤滑剤として、挨拶をし  なければなりません。
  虚偽の挨拶は、気分はスッキリしませんが、仕方がないのです。



(2)その有害性(危険性)は、何でしょうか?
   次回、皆さんとご一緒に考えたいと思います。


   皆さんからのコメントを心待ちにしています!
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      どんぐりおじさん


         



  

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