どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

 教師に求められる人間的能力(6)   <先生が自分の性格を認識する洞察力> ・・= 自己概念テスト結果の分析(13)=

     教師に求められる人間的能力(6)


  <先生が自分の性格を認識する洞察力>
     = 自己概念テスト結果の分析(13)=


      

(16)私は、生徒を、怒る(つづき)
A先生と、Bさんの話し合いは、まだ続いています。


B「先週、A先生とお話し合いをしてから、1週間が経ちましたが、ご自分のパーソナリティ(人格、性格、自己概念)が、変化したと思われますか?」
A「少しだけ、変化したと思います。怒ることが、前より、かなり、少なくなりましたから」


B「という事は、あなたの自己概念が,+2から、+1か、-1位に,変化したのですね? このように、<自己概念の変化>が<人格転換(パーソナリテイ・チエンジ)と呼ばれています。
A「ただ、気になるのは、怒りの感情は、依然として、湧いてきます。これでも、自分が変わったと言えるのでしょうか?」


B「言えると思います。自己概念が変化し、実際に怒りの感情が湧いて来ても、その感情を、自分がコントロールして生徒を怒鳴りつけることが、前より、少なくなったのですから。これは、先生の人格の中に、前には存在しなかった「自分の感情をコントロール出来る能力」が、「新しく芽生えた事」を示していると思います。これは、スバラシイことです。前のように、生徒を怒鳴りつけて、先生も、その生徒も、まわりにいる生徒も、イヤな思いをすることが、少なくなったのですから。たとえ、時には、怒ってしまうことがあったとしても、「先生と生徒達との関係」は、前より、実際に大きく改善されているのです。私は、このように思うのですが、いかがでしょうか?」
A「確かに、Bさんが、今、言われた事を、私は認めることが出来ます。生徒を怒鳴って、私や生徒たちが、イヤな思いをすることが少なくなったので、教室も前より、ずっと明るい雰囲気になり、良かったと思っています。これからも、怒りたくなったら、その怒りを、しっかり感じ取ってコントロールし、もっと、怒る回数を少なくしたいと思います」
B「先生のその努力が継続すれば、先生は、さらに成長し、先生と生徒の関係は、より親密になり、教育の唯一の目的である<生徒の人格養成>は、より一層促進されるでしょう」。


これで第16項を終わります。
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どんぐりおじさん



   








  



           


(16)私は、生徒を、怒る。

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