<小学校・学習指導要領>を読む (第1回)
第三章 特別の教科 <道徳>
文科省が、H30年4月1日より、道徳教育を正科とし、 国家検定の教科書を使うよう、指導要領で規定しました。
これを機に、この指導要領に挙げられている徳目に対する、 私見を述べたいと思います。私見が、何かの参考になること を願っています。(*印が、私見。紫色が指導要領です)。
(Ⅰ)1、2年生向け<徳目>に対して。
(1)徳目 ①
「よいことと悪いこととの区別をし、よいと思うこと を進んで行うこと」。
*この徳目だけでは、文科省が考える<善いこと>、 <悪いこと>の具体的内容が不明ですが、以下の徳 目の全部を見ると、解ってきますので、先に進みま しょう。
(2)徳目 ② 「うそをついたりごまかしたりしない で、素直に伸び伸びと生活すること」
*生徒は、うそをついたり、ごまかしたりするこは、 ありません(ちなみに、先生や親は、毎日、うそを ついて、生活しています。うそをつくことが、必要 なのです。本音を語ればどうなるでしょうか?)。
うそをつかない、正直な生徒に、なぜ、このような徳 目を、設定するのでしょうか?
私は、不思議に思います。
文科省の方々は、<あるがままの子供>を見る目が、 ないのでは?
「素直に、伸び伸びと生活する事」
*子供達は、おとなより、はるかに、素直に、伸び伸 びと生活しています。
それなのに、何故、今さら、このような徳目を、設 定するのか、指導要領を作った方々に、お聞きした いと思います。
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*コメントをよろしく!(どんぐりおじさん)
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