どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

2018年8月のブログ記事

  • 「心の違和感」について(第8回)

      「心の違和感」について(第8回)        神経症のパターン(7) 自分が、人に賞賛されたいと言う神経症的欲求。 自己が拡大されたイメージを持っている。 うぬぼれ(自己愛)。 *現実の、自分そのもの(あるがままの自分)ではなく、自分が理想と する自分(理想の自己)を人に見せて、人の賞賛を得... 続きをみる

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  • 「心の違和感」について(第7回)

       「心の違和感」について(第7回)        神経症のパターン(5) 人を利用し、人に勝つ為には、手段を選ばない、という神経症的傾向。 *人を尊重する場合は、その人が使い物になるか、または利用価値が有るか、 ということが根本的に重要である。 *利用対象は色々だが、金(取引に夢中になる)、ア... 続きをみる

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  • 心の違和感」について(第6回)

     「心の違和感」について(第6回)                                  神経症のパターン(4) 権力への神経症的欲求。 *人を、ただただ支配する。         *主義、義務、責任などに献身する。 もっとも主導者としてではなく、一員に過ぎないが。 *人の犠牲、尊厳、... 続きをみる

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  • 「心の違和感」について(第5回)

    「心の違和感」について(第5回)        神経症のパターン(2) 自分の人生を引き受けてくれる人が欲しい、と言う神経症的要求。 *完全な相手中心主義。相手に人生上の一切のことを見てもらい、 善悪のけじめも付けてもらいたいと望む。 相手としては、操縦上のうまい、へたが重大問題となる。 *「愛」... 続きをみる

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  • 「心の違和感」について(第4回)

    「心の違和感」について(第4回)                「心の違和感」がひどい場合は、神経症になります。 僕が敬愛する、ある有名な心理学者が、<神経症の 10種のパターン>を分析し、それを自分の著作で 述べています。 それを数回に分けて、今回から紹介したいと思います。 その内容は、神経症の... 続きをみる

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  • 「心の違和感」について(第3回)

    「心の違和感」について(第3回)            『心の違和感』解消法(つづき) 人間は、誰でも、<自分のこと>をほとんど知りません。別の言い方をするならば人間は、誰でも、<自分が、どんな人間か>を、ほんの少ししか知りません。 さらに驚いたことに、人間は、誰でも、<自分のこと>をほとんど知ら... 続きをみる

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  • 心の違和感について(第2回)

    あなたが感じている『心の違和感』から、自分を解放するために、 あなたの生活の中で、あなたが出来る、具体的、現実的、実践的な方法 は、何でしょうか? 『心の違和感』が、ひどい場合は、神経症となります。 この場合は、信頼できる精神医、カウンセラーの援助を受けること が必要です。しかし、物は試しです。も... 続きをみる

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  • 「先生は、何で、そんなにオコリッポイの?」(2)

    *この記事は、先生方だけでなく、一般の皆さんにも、お読みいただきたいと、私は願っています。 その場合は<先生>を<親、保護者>、<生徒>を<自分の子ども>と変換して下さい。 内容自体は、変換の必要は、まったくありません。 「先生は、何で、そんなにオコリッポイの?」(2)              ... 続きをみる

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  • 心の違和感について(第1回)

      『心に違和感』がある。 『心に違和感』がない人は、いないでしょう。 しかし、大部分の人は、自分の心に違和感があることに、気ずいて いないのではないでしょうか? ですから、『心に違和感』があることに気ずいている人は、 気ずいていない人より、幸福に向って、一歩前を進んでいることに なります。 結局... 続きをみる

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  • もっと、気楽に!(つづき)

       もっと、気楽に!(つづき)        自己分析の結果、気付いた事を、昨日書きました。 今日は、その後、僕の言動、態度に、どんな変化(パーソナリテイ・ チエンジ)があったかを書こうと思います。 (カッコの中は、実例です)。 (1)他人との肌触りが、柔らかく感じられる。    (いい気持ちだ... 続きをみる

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  • もっと、気楽に!

             もっと、気楽に!        今朝、6時ごろ目が醒めた。 その瞬間、この字を、ハッキリと感じた!     もっと、気楽に! 僕は、このごろ、自分や他人が、自分の気に入らないと、すぐ、カッとなって怒ったり、イライラしたりする自分が、イヤになっていた。 こう言う自分から解放されたい... 続きをみる

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  • 「先生は、何で、そんなにオコリッポイの?」(第1回)

    「先生は、何で、そんなにオコリッポイの?」(第1回)              生徒Sと先生Tが、話し合っています。 S「先生は、何で、そんなにオコリッポイの?」 T「先生に向って、何だ、その態度は!」 S「今も、怒りましたね?」 T「当たり前だ! 君の態度は、良くない!」 S「僕がいつも感じてる... 続きをみる

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  • 「好きにしなさい」

    *この記事は、先生方だけでなく、一般の皆さんにも、お読みいただきたいと、私は願っています。 その場合は<先生>を<親、保護者>、<生徒>を<自分の子ども>と変換して下さい。 内容自体は、変換の必要は、まったくありません。     「好きにしなさい」                         ... 続きをみる

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  • 「ほめる」とは、何でしょう?

            「ほめる」とは、何でしょう?                                多くの先生方の記事を読み、「ほめる」と言う言葉の意味合いが、先生によって異なっていると感じています。 僕の判断では、2種類あるように感じています。 今回は、その2種類の「ほめる」が、生徒に与... 続きをみる

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  • <新・教育学>、体系。

    *この記事は、先生方だけでなく、一般の皆さんにも、お読みいただきたいと、私は願っています。 その場合は<先生>を<親、保護者>、<生徒>を<自分の子ども>と変換して下さい。 内容自体は、変換の必要は、まったくありません。 本図の用語解説。 *<新・教育学>の目的は、ただひとつ、生徒の人格養成(人間... 続きをみる

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  • 心、と、心臓。

    *この記事は、先生方だけでなく、一般の皆さんにも、お読みいただきたいと、私は願っています。 その場合は、<先生>を<おとな>、<生徒>を<子ども>と変換して下さい。 内容自体は、変換の必要は、まったくありません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる

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  • 生徒が生きている世界、先生が生きている世界(第2回)・・・接点は、どこに?

    *この記事は、先生方だけでなく、一般の皆さんにも、お読みいただきたいと、私は願っています。 その場合は、<先生>を<おとな>、<生徒>を<子ども>と変換して下さい。 内容自体は、変換の必要は、まったくありません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる

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  • 生徒が、生きている世界。先生が、生きている世界(第1回)

    *この記事は、先生だけでなく、一般の皆さんにも、お読みいただきたいと、私は願っています。その場合は、<先生>を<おとな>、<生徒>を<子ども>と変換して下さい。 内容自体は、変換の必要は、まったくありません。 生徒が、生きている世界。先生が、生きている世界(第1回)            (1)生... 続きをみる

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  • 学校教育の目的は、何でしょう?(7)・・対話

        学校教育の目的は、何でしょう?(7)          =対話=                           先生と生徒の対話(3)・・・ケース・スタデイ ケース(6) 「Aさん。当番の時、いつもお掃除をしないけど、ダメじゃない」(怒り)。 A「わたし、お掃除、きらいなの」。 「決... 続きをみる

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  • 学校教育の目的は、何でしょう?(6)・・ 先生と生徒の対話(2)

     学校教育の目的は、何でしょう?(6)                                                      先生と生徒の対話(2)・・・ケース・スタデイ ケース(4)    <先生、トイレに行って来ていいですか?>(授業中)。      「授業中だから、ガマン... 続きをみる

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  • 学校教育の目的は、何でしょう?(5)

        学校教育の目的は、何でしょう?(5)                   =先生と生徒の対話=                       先生と生徒の対話 ケース(1) 「君は、よく遅刻するね」。 <だって、朝、起きられないんだよ。眠くてさ>。 「君は、すぐ言い訳を言うね」。 <言い訳じ... 続きをみる

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