どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

「心の違和感」について(第4回)

「心の違和感」について(第4回)

              

心の違和感」がひどい場合は、神経症になります。

僕が敬愛する、ある有名な心理学者が、<神経症の
10種のパターン>を分析し、それを自分の著作で
述べています。
それを数回に分けて、今回から紹介したいと思います。


その内容は、神経症の人にも、そうでない人にも、十
分役立つことを、僕は自分の自己分析(前に投稿しまし
た)に成功したことで強く感じました。


ですから、これから紹介する<神経症の10種のパタ
ーン>を
自分の心を知りたいと願うすべての人に、しっかりと
読んで欲しいと強く願っています。
そして、<心の違和感>から、1秒でも早く解放され、
生き生きとした、健全な生活が送れるようになること
を強く願っています。


この神経症のパターンを、僕が掲載する理由は、自分
の<心の違和感>が、どの神経症のパターンに一致す
るかを検討して欲しいからではありません。

この心理学者が非常に多くの人間の性質(パーソナリテイ)
を示しているからです。その中のどれが、自分にピッタリ来るか、発見して欲しいからです。

それをひとつでも発見した時(自己発見。自己への気付き)、あなたの人間性の改善(パーソナリテイ・チエンジ)が、起こったのです。


たとえ自分にとって不愉快な性質でも、認めなければなりません! あなたの中にある不愉快な性質を、あなたは(誰でも)認めることが出来ないので、これまで放置されて来たのですから。


自己発見は、勇気のいる冒険によって、可能なのです。



神経症のパターン(1)
愛情と承認への神経症的要求。
人を喜ばせたいと同時に、人に好かれたいと言うガムシャラな要求。
人の期待に答えようとする自動的行動。
他人中心主義で、自己を軽んずる。即ち、他人の要求や意見のみが、この人間の行動基準となる。
自己主張を、はばかり、遠慮する。したがって自己主張力が非常に弱い。
他人の敵意を恐れる一方、他人に対する自分の敵意を恐れる。(つづく)
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どんぐりおじさん

   

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