教育新聞(第51号)・・後編
<生徒の成長>は、先生と生徒の間の<気持(心)の交流>により、実現されるでしょう!
人格養成のための<新・教育学>
=対話による、生徒中心の教育=
(11)「私は、生徒の『その時、その時の、気持・願い』を、感じようとする」 について。
<先生と生徒の対話>において、<生徒の成長>を促進する条件は何で
しょうか?
その条件は、つぎのふたつです。
(1)先生が、生徒の発言に含まれている「その時、その時の、気持・願
い」を感じること。
(2)次に、それ<上記(1)>を、生徒に確認すること。
たとえば、「うれしいの?」、「困ってるの?」などと。
このふたつが実行された時のみ、<気持・願い(心)の交流>が起こるのです。
この交流が行われた時のみ、<生徒の人格養成>が促進されるでしょう。
しかし、これは誰にとっても、非常に困難です。
なぜなら、私達は、感受性が鈍感で、感じる事が、ほとんど出来ないからです(生徒た
ちは、鋭い感受性を持っています)。
(11)項が、マイナス側にある場合
プラス側に変化させるために、あなたの感受性、集中力をより高めるよう、日
常生活の中で努力して欲しいと思います。
具体的に言えば、五感、六感に集中し、
「よく、聴くこと」、
「よく、味わう事」、
「よく、見る事」
「自分が、その瞬間、感じている気持・願いを、よく、感知すること」です。
これは簡単ではありません。
生涯をかけての努力が必要です。
この過程に、大きな喜びが、あるのです。
がんばりましょう!!
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*ご感想を、心よりお待ちしています(どんぐりおじさん)
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