教育新聞(第51号)・・・前編
<生徒の成長>は、先生と生徒の間の<気持(心)の交流>により、実現されるでしょう!
人格養成のための<新・教育学>
=対話による、生徒中心の教育=
(ロ)<自己概念テスト結果>の検討(つづき)。
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、(9)・・・すでに検討済みです。
今号は、(10)からです。
(10)「私は、生徒に、話しかける」について。
私達が、今、考えている教育学の目的は、<生徒の幸福>です。
<生徒の幸福>は、生徒の生涯をかけての、<生徒の成長>、<生徒の人格養成>によって達成されるのです。
では、<生徒の人格養成>は、具体的には、どのような方法・手段によって実現されるでしょうか?
それは<先生と生徒の対話>によってしか、実現されない事は、誰が考えても明らかです。
対話以外に、何か,よい方法があるでしょうか?
先生が、生徒たちに、積極的に話しかけ、対話のチャンスを作り出すことが重要になるわけです。
特に、学校にいる間、ほとんど自分からは、先生や友達と話をしようとしない消極的な
生徒に対しては、「先生からの話しかけ」が、とても重要となるのです。
生徒が、先生や友達と、たくさん対話することは生徒の学校生活を楽しくします。
そして生徒自身の成長に役立つのです。
結論として、先生が<生徒の人格養成>を促進するために
は、「先生からの話しかけ」が、何より重要な必須条件となっ
てくるのです。
先生が、無口の場合は、少しずつ、改善していけば良いのです。
悲観する必要は、ないのです。
誰だって、万能ではないのですから。
気楽にやりましょう。
もし、あなたの(10)項のテスト結果が、マイナス側にあるとすれば、プラス側に変
化させる努力が求められます。
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