どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

先生のための<ひとこと集>(第20回)

先生のための<ひとこと集>(第20回)

                               

ひとこと ⑳ 自己実現化傾向とは、何でしょう?
自己実現化傾向とは?
自己実現化傾向とはすべての人間は、自己を心身とも健全な方向へと成長・発展させようとする潜在的、先天的傾向」を意味します。


これが、自己実現化傾向の定義です。


自己実現化傾向は、クライエント・センタード・カウンセリングの創始者、カール・ロジャーズが生涯を賭けた面接活動を通して発見した学説(仮説)です。


彼は言っています。
自己実現化傾向は、自己を心身とも健全な方向へと成長・発展させようとする、ただひとつの心的エネルギー、心的能力、心的動因である」と。


私は、これまでに、多くの乳幼児や大人(自分自身も含む)を観察して来ました。
その結果、私は、人間のこの自己実現化傾向が発揮されるのを、感動を持って実感することが出来ました。



勿論、この体験は、私だけのものではないことは言うまでもありません。


たとえば、赤ちゃんは、誰も教えなのにオッパイを飲み、眼を開き、ハイハイをし、立ち上がり、・・・・。
この姿に感動しない親がいるでしょうか!
このように赤ちゃんを成長させる力が、生まれ時から備わっていたものと考えられるのです。
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ここまでの私のご説明で、自己実現化傾向とは、どのようなものか、ご理解いただけたでしょうか?
疑問のある方は、お気軽にコメントをお寄せくださる様、お願い致します。
疑問は、残さないよう、ぜひぜひお願い致します。
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    いつでもコメントを心待ちにしている  
         どんぐりおじさん
        (教育心理研究者。教育カウンセラー)


             

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