どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

「好きにしなさい」

この記事は、先生方だけでなく、一般の皆さんにも、お読みいただきたいと、私は願っています。
その場合は<先生>を<親、保護者>、<生徒>を<自分の子ども>と変換して下さい。
内容自体は、変換の必要は、まったくありません。




    「好きにしなさい」
     

                           

  


これが、T先生の生活態勢です。
生徒に対しても、家族に対しても、自分に対しても、誰に対しても。



今、あなたはこれを読み、どう感じましたか?


「あまりにも、無責任な!」、「一体、何のことだ?」、「なぜだ?」、・・・。




今、T先生とA先生が話し合っています。



A「生徒に『好きにしなさい』と言うのは、なぜですか?」
T「生徒は、その時々、自分が好きな事、やりたい事を、やりたいのです。生徒は、自分がやりたい事を選択できた場合、生き生きと、意欲的に、持てる力を最も発揮すると、私は教師経験、人生経験から強く感じているからです」


A「なるほど」
T「生徒は、先生から『好きにしなさい』と言われた時、選択の自由があり、喜んで自分がやりたい事を選択し、実行するのです。ですから、私は生徒が自由に選択して欲しいのです」


A「なるほど。納得出来ました。私もTさんのような気持ちで、生徒や自分や家族と生活したいと思いました」。
T「ぜひ、心がけてください。ただ「好きにしなさい」と言うことは、あるいは、そういう気分になれることは、実に難しいことです。無理なくやって欲しいと思います」。
=以上=
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あなたは、この会話を聞いて、どのように感じられましたか?
あなたの率直なご感想を心待ちにしています。


        どんぐりおじさん


         

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