<小学校・指導要領>を読む (第14回)
*この<小学校・指導要領>は、2018年4月1日より、実施 されます。初めて、道徳科が新設され、国家検定の教科書が 使われます。
注(1)*印・・・私見。
(2) 紫色の文・・・指導要領からの引用文。
(Ⅰ)1、2年生向け<徳目>に対して(つづき)
(16)徳目 ⑯ 「他国の人々や文化に親しむこと」。
*直接、学ぶ事は、ほとんど出来ないでしょう。
なぜなら、直接、多くのアメリカ人と話したり、アメリ カにホーム・ステイしたりするチャンスは、滅多にない からです。
*次の間接的学習が中心となるでしょう。
(い)世界史を学ぶ。
(ろ)世界史を展示する博物館の見学。
(は)外国映画、鑑賞。
(に)外国文学を読む。
(17)⑰「生きる事のすばらしさを知り、生命を大切に する事」。
*この徳目は、先生のコトバによる間接的指導で<知る> ことは、あまり役に立たないと思います。生徒は、すぐ 忘れてしまうでしょう。
*生徒の感性に訴え、生徒自身の直接経験から、生徒自身 が<感じる>ことによって、実現すると思いますが、いか がでしょうか?
*生徒の直接経験による具体的学習のチャンス。
(い)自分や友達や家族との生活から、学ぶ。
「みんな元気に生活するのは、楽しいな」。 「誰かが病気になったりすると、いやだな」。
(ろ)学校や家庭で、動物や植物を、飼育、観察 することによって、学ぶ。
「あ!! 朝顔の芽が出た!」
「あー、ウサギが、死んじゃったよ!」
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