どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

がんばれ!(その2)

     がんばれ!(その2)



      


私のこれまでの考察
もしこの考察が正しいとすれば、おとな(親。保母さん。教師)が、子供達に「がんばれ!」と発言することは、子供の成長に<役立つ場合>と<有害である場合>があることがわかりました。



では、おとなが、子供に対して、「がんばれ!」と発言する時、どのような注意が必要でしょうか?


*安易に、何の気なしに、口癖のように「がんばれ!」と言わないこと。


*単に「頑張れ」と言わないで、自分(おとな)の気持ちを詳しく静かに表現し、子供と対話すること。


「先生は、君は、算数が出来るようになろうとして、今でも、君は、君なりに努力していると思っているんだけど、出来ればもう一息努力して欲しいと思っているんだけど、どうかな?」。
「僕は、算数の宿題が出ても、忘れちゃって時々しかやって来ないから、これからは、忘れないでやってくるよ」。
「たまに忘れるのは仕方がないけど、なるべく提出して欲しいな」。
「わかったよ」。 (おわり)
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     どんぐりおじさん

              


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