中教審議会の答申素案の実現のために(第1回)
中教審議会の答申素案の実現のために(第1回)
12月6日、中教審議会の<教員の働き方改革>に関する答申素案が発表された。
その内容は、既にマスコミで報道されているので、教員の皆様もご存知の通りです。
皆さんは、これを読みどのように感じられたでしょうか?
私は、唖然としました!
「これは机上の空論だ! 具体策が一つもないではないか!」と。
今や、教員は、ただ忙しいどころではありません。
毎年、5000人近い教員が心を病んで休職したり、また多くの過労死が出ていると報道されています。
この現状を解決する事は、急務ではないでしょうか?
それでは、具体的に、どうしたらよいでしょうか!
具体的な解決策を中教審議会に委ねて置くのは賢明ではありません。
まずは、校長先生がリーダーとなり、教員、PTAなどとよく話し合い、学校としての具体策を作り挙げることが何より重要ではないででしょうか?
もし校長先生 が「忙しくて、そんな時間はない!」と言うならば、残念ながら、教員の働き方改革は進むどころか、教員は、ますます窮地に陥っていくのではないか、と私は懸念しているのです。
校長先生!
今こそ、あなた が、その権限と力量を発揮して、疲労困憊している教員を救って頂きたい、と私は切望しています。
どうぞよろしくお願い致します。
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どんぐりおじさん。81歳。教育心理研究者。