どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

<自分を愛する>と言う事(第7回)・・最後

 <自分を愛する>と言う事(第7回)・・最後


     

<先生と生徒>、<親とわが子>の人間関係において、私が望ましくないと考えるパーソナリテイについて、その改善策を検討しています。


(二)子供の<気持ち感情)>を、あまり感じることが出来ない先生、親。


*分析。
<先生と生徒>、<親とわが子>が対話している時に、先生や親が、子供の<気持ち感情)>を、あまり感じることが出来ないとどうなるでしょうか?


すべての子供は、たえず、自分にとって大切な先生や親(特に母親)に、自分の<気持ち感情)>を感じて欲しい、解かって欲しい、と強く願っています。


それなのに、先生や親に対する、子供のこの強い欲求が、あまり満たされないと、子供は
欲求不満に陥るでしょう。この欲求不満は、子供の心身の健全な発達にブレーキを駆ける可能性が高くなることは、子供達をよく観察している先生や親は、充分認めることが出来るでしょう。



*改善策。
先生や親は、なぜ、子供の感情を感じにくいのでしょうか?
原因は、前回の(ハ)と同じです。


自分の感受性が、弱いのです。集中力が、弱いのです。
自分の感受性、集中力が、高まれば、子供の、瞬間、瞬間、の気持ち感情)を、感知する回数が少しずつ、多くなって行くでしょう。


では、この能力を高めてゆくためには、どうしたらよいでしょうか?
日常生活の中で、何かを見たり、聞いたり、食べたりした時、瞬間、瞬間、の自分の気持感情)を、感知する努力を、繰り返し、繰り返し、続ける以外に方法はないでしょう。


どのような能力も、その能力を向上させるには、トレーニングの継続以外にはないでしょう。簡単では、ありません。しかし、努力すれば出来るはずです!

頑張って下さい!
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     どんぐりおじさん

           

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