<愛する>とは、何でしょう?(まとめ)・(第4回・終り)
<愛する>とは、何でしょう?(まとめ)
(第4回、終り)
(4)対話の場における<心の交流>には、愛がある、と言う見方。
<心>とは、その人の心に、瞬間、瞬間、湧いては消えて行く<気持ち(感情)>と<願い>です。
対話の場には、二人の人間が、相対して、正直に、誠実に、お互いの<心>を伝え会おうとしています。
<心の交流>とは、二人の<心>が、通じ会うことです。
二人の間で<心の交流>が実現できた時、その瞬間<愛の交流>があったのです。
<愛の交流>があった瞬間、二人は、共感し会い、喜び会うのです。
例え、一日、一回でも、<愛の交流>、<心の交流>が実現するならば、これは、二人の人間的成長を促進する、非常に大きなエネルギーとなるのです。
簡潔に言えば<愛する>、<愛される>と言う感情は、心のエネルギーなのです。 (終ります)
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<愛する>とは、何でしょう?(まとめ)
(第3回)
(3)<愛する>とは、相手に<自由な雰囲気>を与える事で
ある、と言う見方。
<自由な雰囲気>とは、相手が、何の心配もなく、自由に振舞える環境のことです。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、ケンカをしたり、・・・・。
周りに、他人を咎める大人がいる所には、<自由な雰囲気>は、ありません。
*家庭では、主に母親が、子供のために、家族のために、家庭の中に、<自由な雰囲気>を作って欲しいのです。
*学校では、先生が、生徒のために、教室の中に、<自由な雰囲気>を作って欲しいのです。
子供達は<自由な雰囲気>の中で、愛を感じながら、伸び伸びと成長して行くに違いありません。
<自由な雰囲気>を作ることは容易では有りません。
大人(教師、親)の高い人格が、求められるからです。
しかし高い人格を持っている大人は、どこにもいません。
ですから、自分の人格を少しずつ高めてゆく努力をお願いしたいと思います。
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どんぐりおじさん