どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

新・教育学(その5)

ご家庭の皆さんにも、ぜひお読み頂きたいと願っています。
お子さんの幸せのために!



人格養成のための新・教育学(その5)
   =対話による生徒中心の教育=



これまでに述べたことは、<新・教育学>の理念です。


今回は、実践論に入る前に、この理念の概要をまとめて見たいと思います。



<新・教育学>の理念(概要)


学校教育の目的(願い)は、ただひとつ、
生徒の人格養成(人間形成)>です。


知識教育は、そのために必要な補助手段です。


生徒の人格養成(人間形成)>は、生徒自身が、持って生まれた
多くの潜在能力を、自分の力で、少しずつ発揮しながら、生涯を通し
て実現して行くのです。


すべての人間は、そのような傾向(性質、能力)を持っている事を
立証したのが、カール・ロジャース博士の次の仮説です。


C・R・ロジャ―ス博士の仮説
「すべての人間は、生まれながらにして、自己を、人間として
健全な方向へ成長・発展させて行く潜在的な傾向(性質)を有する。
この傾向を実現化傾向と言う」。


新・教育学>は、この仮説を理念の基礎にすえて、展開され
ています。


<実現化傾向>が、充分に発揮されるための条件は、
<自由な環境>です。


<自由な環境>が、教師や保護者から、子供に与えられなければ、
子供が持って生まれた潜在的能力は充分には発揮されないのです。


教師や親の役割は、子供に<自由な環境>を、出来るだけ充分に
与える努力をする事なのです。
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どんぐりおじさん


我が家の庭で!!

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