どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

一日・一言(その54)・・<先生自身の性格を認識する洞察力>・ = 自己概念テスト結果の分析(6)=

<教師に求められる人間的能力>を、一日、一回ずつ、延べています。
「教師は、こうあって欲しい」と言う私の願いです。
この願いは、私の80年の人経験から生まれた仮説です。

(先生方向けに書かれていますが、すべての人にも適用できると思います)。
あなたの確認をよろしくお願い致します。



       一日・一言(その54)
 
               教師に求められる人間的能力(5)
      
<先生自身の性格を認識する洞察力>



          


     = 自己概念テスト結果の分析(6)=


【おことわり】
次に示す分析は、あくまで、私なりの分析です。
あなたが自己分析する時の参考程度にご覧下さい。
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(9)「私は、生徒が話しかけてきた時、聴く」について。
「聞く」と「聴く」の違いは、何でしょうか?
その違いを考えて見たいと思います。その違いは文字が示しています。


聞く」・・・先生が、生徒の発言を、自分の「耳」で音波を感知する事です。
生徒の発言に含まれる「事柄・内容」を理解する事です。
ですから、ここでは、「事柄・内容」を理解するために、先生の頭が働いています。


聴く」・・・先生が、生徒の発言を、自分の「心」で感じる事です。
生徒の発言に含まれる生徒の「気持(感情)と願い」を、自分の「心」で感じる事です。ですから、ここでは、先生の心が働いています。


すべての人間の、すべての発言は、その比率は、その時々で異なりますが、かならず「事柄・内容」と「気持(感情)と願い」の二つの要素を含んでいます。


 以上は、本題から、外れているように見えるでしょうか? 
外れているようで、外れていないと思います。
この(9)項を検討する前提条件として、以上の事を理解しておく事が、どうしても必要だ、と私は思うのです。



いよいよ、本題に入りましょう。
今、生徒が、「先生!」と、あなたに話しかけて来ました。この瞬間、あなたは、生徒の発言の、何に注目するでしょうか?


(1)もし、あなたが、この瞬間、「この生徒は、これから、何を話すのかな? 話したい事があるのだな」と感じたとします。
あなたは、この瞬間から、この生徒の発言の「事柄・内容」を聞こうとしています。
あなたは、生徒がこれから話してくる「事柄・内容」に注目しています。
あなたの、この瞬間の態勢は、「聞く」態勢です。
「事柄・内容」を聞いて、理解しようとする態勢です。あなたの頭が作動しています。


(2)もし、あなたが、この瞬間、「この生徒は、何か、私に伝えたい気持、話したい気持があるんだな。だから、私に話しかけてきたんだな」と感じたとすれば、この瞬間の、先生の態勢は、「聴く」態勢です。
ここでは、あなたの心が作動していますから、あなたは、生徒の発言に含まれている、生徒の「気持と願い」を感じ取ることが出来るでしょう。


教育の目的は<生徒の成長の促進>であるとするならば、この目的は<生徒の気持>と<先生の気持>の交流によってのみ、実現されるのですから、先生の感受性と集中力が必須条件となってきます。


この(9)項が、もしマイナス側にあるならば、プラス側に持って行くために、あなたの感受性と集中力を、今より高める努力がどうしても必要となります。日常生活の中で、瞬間、瞬間に、自分の心に湧き起こる自分の「気持・願い」をキャッチする努力を続けて、+2に、少しづつ移行して欲しいと思います。
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どんぐりおじさん
takano2424@sky.plala.or.jp









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