どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています。

一日・一言(その52)

 <教師に求められる人間的能力>を、一日、一回ずつ、延べています。
「教師は、こうあって欲しい」と言う私の願いです。
この願いは、私の80年の人経験から生まれた仮説です。

(先生方向けに書かれていますが、すべての人にも適用できると思います)。
あなたの確認をよろしくお願い致します。



               一日・一言(その52)
 

               教師に求められる人間的能力(5)
             <先生の性格を認識する洞察力>


                  = 自己概念テスト結果の分析(4)=


【おことわり】
次に示す分析は、あくまで、私なりの分析です。
あなたが自己分析する時の参考程度にご覧下さい。
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(6)「私は、生徒の行動を、観察する」について。
私達が目指す<対話による、生徒中心の新教育学>の教育目標は、<生徒の人格養成>、ただひとつです。


先生の役割は、<生徒の人格養成>を促進すること、ただひとつです。


<生徒の人格養成>を促進するためには、具体的に、どうしたら良いでしょうか?
 これまで、このことを、皆さんと考えてきたわけです。
詳細はこれまでにすでに述べられていますから、ここでは省略しますが、基本的に重要なポイントの概略をまとめるならば、次のようになります。
(1)先生は、生徒の行動、会話を、<よく観察する>事。
(2)<よく観察する>とは、よく見て、よく聞いて、よく感じ、よく考察すること。
(3)そのために、先生に求められる能力は、何でしょうか?


おもなものは、自主性、注意力、集中力、感受性、思考力です。

これらの能力の根底にあるものは、何でしょうか? 
それは<生徒の成長を願う心・関心>です。



さて、本題の(6)の検討に入りましょう。
あなたが、プラス側に判断しているならば、上記の<新教育学>の基本的条件に適っていますから、私は何も申し上げる事はありません。


しかし、ここでもう一度、自分に尋ねて下さい。
「本当に、私は、生徒の行動や会話を、よく観察しているだろうか?」と。
私たちは、「自分がどんな人間か」を正確に知る事は非常に困難なのです。
どうしても、自分を過大評価したり、過小評価したりする傾向があるのです。
「過大評価された自分」「過小評価された自分」は、「現実の自分」ではありません。
ですから、あなたは「今の自己概念」を、たえずチェックし、修正しなければなりません。


あなたが、マイナス側に判断しているならば、プラス側に移行するよう努力して欲しいと思います。
プラス側に移行するには、どのような能力を向上させればよいかは、上記(3)に示す通りです。
一口に、能力の向上といっても、これは、誰にとっても、とても困難で、一朝一夕では完成しないのは明らかです。
なぜなら能力の向上には、終点がないからです。
一生かけて、コツコツと、あせらずに、あきらめずに、日々努力するしか、手はないのです。
一見、苦しいだけの修行に見えます。
しかし、実は、そうではないのです。
この努力をすることで、人間としての生き甲斐が感じられ、この努力の道に、最高の喜びである「自己発見の喜び」があるのです。
メーテルリンクの「青い鳥」は、このことを、私達に伝えようとしていると思います。
お釈迦様の教えも同じことを語っていると思います。




(7)「私は、生徒の健康状態を、気にする」について
生徒たちの幸福は、本人たちの丈夫な体、健康の上に築かれて行きます。
先生が、学校生活で、生徒、ひとりひとりが、日々、元気に過しているかどうか、を注意される事は勿論、家庭生活では、朝食をキチンと食べているか、どんな物を食べているか、睡眠はどうか、適度な運動をしているか、TVやゲームばかりしていて外に出ないのではないか、親は子供の健康に関心を持っているか、などなどに注目し、辛抱強く、生徒や親に対して適切な指導をしなければならないと思います。


先生でもない私などが、こんなことを述べるのは、出すぎたことに違いないのですが、日本の子供達の体力が、年々、悪くなっている、と言う報告を聞けば、一社会人としてどうしても発言したくなるのです。


ちなみに、あなたの学校では、また、保護者の方々に、生徒の体力向上のために、どのような具体策を指向し実行しておられますか?
ぜひ教えていただきたいと思っています。
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          どんぐりおじさん     takano2424@sky.plala.or.jp



                                                                               












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