どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

一日・一言(その41)・・ 教育と評価(その3)

      一日・一言(その41)


        教育と評価(その3)

      

前回は、外側評価は、生徒の健全な心の成長を妨げる危険性があることを述べました。


では、教育の中で、教師が生徒の健全な心の成長を促進するには、教師はどのように
生徒と接することが望ましいのでしょうか?
今回は、この点についての、私見を述べて見たいと思います。


先生は、外側から見える生徒の言動の観察(これも、重要ですが)の評価(外側評価)だけでなく、<生徒の言動の内部>に、注目して欲しいと、私は願っています。
生徒の言動の内部>とは、<生徒の個性とプロセス>です。


ある生徒が、いつも、遅刻する。その原因は、親の無関心か、あるいは夜更しか?
算数が出来ない生徒がいる。もともと能力が低いためではないのか?


このように生徒の内面に注目するならば、おのずと先生の生徒に対する評価(内面評価)は、外側評価の場合とは、質的に異なってくるにちがいありません。
そうすれば、生徒に対する先生の対応は、質的に異なるにちがいありません。
その対応の手段は、<生徒との対話>です。
先生と生徒の気持ちの交流>です。


先生と生徒の気持ちの交流>こそが、生徒の健全な心の成長を促進することが出来ると、私が考えています。
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     どんぐりおじさん


        

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