どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

判断基準(その2)

       判断基準(その2)


<今、この瞬間、私が、どうするか>?


(1)自分の願い。
(前回に、追加します)。
「今、この瞬間、私が、したいこと(願い)を、する」。
これが、自分の願いを判断基準として、行動することです。
9歳以下の子供は、この判断基準で、一瞬、一瞬、屈託無く、生き生きと生きています。


(2)自分の知識(道義、道徳、常識、・・・)。
この判断基準と(1)を比較して、あなたはどう感じますか?
この判断基準は、簡単に言えば「私は、・・・すべきだから、・・・する」と言う方式になります。


この方式には、
(い)<今、この瞬間>と言う視点が、ありません。
「私は、いつでも、こうすべきである」と考えているからです。
固定観念です。


(ろ)強い力で、自分を縛っています。
選択肢は、右か、左か、だけです。
二者択一方式の判断基準です。


(は)<私>が、ありません。
<自己存在>が、ありません。
なぜなら<道義、道徳、常識、・・・)>は、<他人が作ったもの>だからです。
他人から、いつの間にか、自分の中に植え付けられたものだからです。


この判断基準で生活していると、自分としての喜び、満足感が得られません。
他人との交流もありません。


不幸な人生となってしまわないか、と私は気がかりです。



以上(1)、(2)に分けて、私の考えを述べましたが、これは、論理的に分けただけであって、(1)だけで、あるいは(2)だけで行動している人は一人もいません。
(1)の傾向が強い人、(2)の傾向が強い人、がいるだけです。
(2)の傾向が、極端に強くなると、病的症状が出てくるでしょう。


私の生活も(1)、(2)の混合ですが、(1)を心がけて生きています。
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どんぐりおじさん

   























(2)自分の知識(道義、道徳、常識、・・・)。





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今回は(1)を検討します。





(1)自分の願い。

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