どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

<小学校学習指導要領>を読む(第4回)・・最後

<善いこと>、<悪いこと>とは何でしょうか? 私には、わかりません。


<小学校学習指導要領>全文を読んでの私見。


(A)<指導要領>は、<善いこと>、<悪いこと>を、生徒の心に植え付けようとしています。
<善いこと>とは、何かが、既に決められています。
<悪いこと>とは、何かが、既に決められています。
既に、決まっているのですから、先生と生徒の間に、正常なコミュニケーション・対話は、絶対に成立しません。
生徒の個性、人格、自主性が、尊重される余地は、全くありません。
教育の自由は、存在しません。
先生の個性、人格、自主性は、全く尊重されていません。


(B)<指導要領>は、「道徳教育は、生徒の個性、人格、自主性、自発性を充分に尊重して、行われなければならない。先生と生徒が、よく話し合うことが大切である」と述べています。



A)と(B)は、大きく矛盾するのではないでしょうか?
私の見解は、間違っているでしょうか? 
 =以上=

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