どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

<一日・一言>(その17)

その日、言いたくなったことを、一言づつ、綴ります。



                      <一日・一言>(その17)



<私が、今、やりたいこと>を、抑制するもの。
                         
                           ブレーキ(その7)
                       劣等感その1)



劣等感とは、何でしょうか?
自分が、他人よりも劣っている、と言う感情>です。
何と漠然とした、霧のような、陰鬱な、不快な感情・気分でしょう!


劣等感は、誰の心にも存在していると思います。老若男女の区別無く。
大事なことは、発生する劣等感の強さは、瞬間、瞬間、異なる、と言うことです。ある瞬間は、弱く、別の瞬間は、弱く。

私が、今、やりたい事、言いたいこと>を実行しようとする時、この感情が起こると、どうなるでしょうか?



その瞬間、発生した劣等感が強い場合。
この場合は、そもそも、<やりたい、言いたい>と言う、感情・願い、そのもの、が意識されないと考えられます。
無意識のうちに、<やりたい、言いたい>、と言う願いに、完全にブレーキが掛かってしまっている、と考えられるからです。


この場合は、残念ながら<自分が、今、やりたいこと、言いたいこと>を実行する種(たね)、ベースがないのです。



その瞬間、発生した劣等感が弱い場合。
この場合は、ある程度<自分が、今、やりたい事、言いたいこと>を感じる事が出来るので、それを実行するチャンスがあるのです。
その回数は少なくても、実行出来た時の満足感、嬉しい体験が、彼の心にエネルギーを与え、実行能力を少しずつ高め、実行回数が多くなる事が期待できるのです。




劣等感の対策は、あるのでしょうか?
あります。

身近にいる親や先生が、その人の劣等感に気付き、熱心に関わり、援助し、その人のパーソナリティ・チエンジを促すことが必要です。(つづく)



次回は、根本対策を考えます。
皆さんのお考えをお待ちしています。


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    どんぐりおじさん


      

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