お母さんのための<生き生き・子育て術>(第6回)
<お母さんと子供>の<気持ち、願い、の交流>によってのみ、子供の健全な心の成長が促進されるでしょう!
お母さんのための
<生き生き・子育て術>
(3)健全な心を育てるには?(つづき)
(3-1)<子供自身の生活に関する事>は、子供自身の力でやらせよう! 判断させよう!
(3-2)何事も、出来る範囲で、極力、子供の好きにさせよう!
無理のない範囲で、極力、子供がやりたいことをやらせよう!
(3-3)おとなの常識を、強制しないこと。
<しつけ>を、しないこと。
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今回は、ここからです。
(3-4)<道徳>を教えようとないこと。
<道徳>とは、<善いこと>、<悪いこと>です。
二つが、一対になっています。
<善いこと>の反対が、<悪いこと>です。
何事も、<二つに、一つ>です。
「先生の言う事を聞かない子は、悪い子よ」。
「ウソをつく事は、悪いことよ」。
「ケンカは、悪いことよ」。
次の一例を、具体的に検討して見ましょう。
「先生の言う事を聞かない子は、悪い子よ」。
お母さんのこの発言の裏側には、
<先生の言う事は、良いこと、正しい事である>と言う考えがあります。
その考えを基準にして、子供の行動を、判断しています。
子供の行動が、この基準に反するから、子供の行動は、<悪いことだ>と判断しているのです。
ここまでは、理解していただけたでしょうか?
では、お聞きします。
お母さん!
なぜ、あなたは、<先生の言う事が、正しい>と考えるのでしょうか?
先生の言う事は、常に正しいのでしょうか?
そんなバカなことは、絶対にあり得ません!
(決して、先生を悪く言っているわけではありませんから、誤解しないで下さい。この例に、たまたま、先生が登場しただけなのですから)。
この1例だけでなく、すべての場合も同じ事が言えるのです。
道徳が、子供の心に植え付けられると、子供の成長・発展が
失われてしまう事は、ご説明するまでもないでしょう。
<道徳教育>は、子供を不幸にします。
小学校では、恐ろしい事に、来年度から<道徳教育>が、始まる事に決まりました。
せめて、家庭の中では、<道徳教育>をしないよう、私は切望します。
お母さんが、学校で実施される<道徳教育>の防波堤となるよう、私は切望します。
子供の幸福のために!
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どんぐりおじさん