どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

人間関係とコミュニケーション (第18回)


気持ちの交流>のみが、人間関係を豊かにし、人間を幸福にするのでは?



(7)<母と子>の人間関係


(7-6)母親の性格上の問題=ケース・スタディ=(つづき)


(ハ)母親が、子供の<気持>を、感じにくいケース(つづき)


<自分の気持ちを感じにくい母親>と、子の関係には、大切な<気持ち(心)の交流>が、不十分です。そのため、二人は、心の満足が得られず、やや欲求不満なのです。


母と子に年齢制限は、ありません。念のため。




さて、この関係を改善するには、どうしたら良いでしょうか?


母親が、自分自身への感受性を向上させ、<その時、その時の、自分の気持ち>を感じるように、母親自身が、心がける以外に、改善策はないと思われますがいかがでしょうか?



では、その具体策は?


具体策①
母親は、相手(誰でも良い)と話している時、
相手の表情をよく見る。
相手の言っている発言を、よく聴く。
その時、自分が、どう感じたか、を感じ取る。


この世に、これより難しいことは、ありません!
一生かかっても、出来ません! 
誰にとっても、同じです。
この能力を、根気良く、少しずつ、自分の努力で高めてゆくしかありません。
ただ、つらいだけの苦行の様に見えるかも知れません。
しかし、そうではありません。

この過程にのみ、人間最高の喜び、幸福があると、私は自分の人生経験から信じているのです。



具体策②
意外に思われるかも知れませんが、低学年の少年、少女は、大人には出来ない<理想のコミュニケーション・対話>が、出来ているのです。
彼らの対話には、<気持の交流>が、充分、存在しています。私には、そう感じられます。


ですから、彼ら同志の、すばらしいコミュニケーション(対話)を、良く観察して下さい。
彼らの、生き生きしたコミュニケーション(対話)から学んで下さい。


何を観察し、何を学ぶのか?

それは、具体策①の、と同じです。


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                どんぐりおじさん


          

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  ブログ      http://donguriojisan.muragon.com/


 




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