人間関係とコミュニケーション (第15回)
今日も、いじめ問題を考えましょう!
(7)<母と子>の人間関係
(7-6)母親の性格上の問題=ケース・スタディ=(つづき)
(ロ)母親が、子供を、いじめるケース (その2)
昨日は、肉体を傷つけるいじめを取り上げました。
今日は<コトバによるいじめ>、<コトバによる暴力>とは何か、を考えましょう。
母親の、どんなコトバが、子供の心を傷つけるでしょうか?
ここで言う子供に、年齢制限は、ありません。ゼロ歳から、80歳?
さー、始めましょう。
下の波線の下を、紙で隠して下さい。
あなたが思い当たるコトバを、いろいろ、書き出してください
書き出しましたか? では、紙をどけてください。
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怒り。文句。不満。咎め。非難。注意。・・・・
母親の、これらの感情から出てくる、すべてのコトバは、子供の行為を否定する否定語です。
母親は、なぜ、子供の行為を、そんなに否定したがるのでしょうか?
簡潔に言えば、母親は、<子供が、言ってる事、やってる事>が、自分の気に入らないのです。キライなのです。
今、これを、お読みのお母さん、いかがでしょうか?
私の考えは、間違いでしょうか?
もし、あなたが、次のように、気付かれたなら、あなたに、パーソナリティ・チエンジ(人格転換)が起こったのです。
「いや、間違いではありません。<自分の好みに合わないので、子供のことを怒ったり、注意していた自分>こそ、間違いです」。
この時から、あなたは、以前のように、子供の心を傷つける発言を、しなくなるでしょう。勿論,たまには、怒ったり、文句を言ったりすることはあるでしょう。それは、仕方のないことです。人間、誰でも未熟なので、100点の行動は出来ないのですから。
否定的発言の回数を、少しずつ、少なくするように心がけてください。
これで<母と子>の人間関係は、大きく改善されるでしょう。
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どんぐりおじさん
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