教育新聞 (第74号)
人格養成のための<新・教育学> =対話による、生徒中心の教育=
「あなたは、こんな時、どうしますか?」(つづき)
=ケース・スタデイ=
(12)生徒が、キライナ物を、食べない時。
(例えば、トマト)
給食で、ある生徒が、トマトを食べません。
「わたし、トマト、嫌い!」。
私は、無理に食べさせません。
嫌いなものを、無理に食べさせる理由が、私には、見つから ないのです。
よく「どうして食べないの? トマトは、栄養があるのよ! 食べなきゃ、ダメよ!」と、無理に、食べさせようとする先 生や親がおられます。
なぜでしょうか?
教えてください!
先生が恐くて、無理に食べると、腹痛、吐き気、下痢などを 起すでしょう!
心理的ストレスは、身体的ストレスを引き起こすでしょう!
心と体は、直結していますから。
無理強いは、ぜひ、やめて欲しいと思います。
それに、無理を言うと、かえって、その子は、トマトを 嫌 いになるのです。
「嫌いは、嫌い」
「好きは、好き」です。
「好き」、「嫌い」に、理由はありません。
*さー、こんな時、あなたは、どうしますか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*コメントをよろしく!(どんぐりおじさん)
メール takano2424@sky.plala.or.jp
ブログ http://donguriojisan.muragon.com/