教育新聞 (第59号)
あなたは、どんな時に、なぜ、生徒を、怒ったり、注意したり、するのでしょうか?
人格養成のための<新・教育学>
=対話による、生徒中心の教育=
今号は、【自己概念テスト(17)】を検討しましょう。
あなたのテスト結果と照合しながら、自分自身を見つめて下さい。
(17)私は、生徒を、注意する。(その1)
M先生と、Wさんが話し合っています。
W「M先生は、<+2>ですか?」
M「そうです。年中、注意します」
W「<そんな自分>をどう思われますか?」
M「私は、教師ですから、生徒が、悪い事をしていたら、良い方向に育てるため、注意
するのは、当然だと考えています。だから、<年中、注意する自分>は、こ
のままでよいと思っていますが、Wさんは、どう思いますか?」
W「そうですね。あなたのお話を聞いていて、確認したい事が出てきましたのでお尋ね
します」
M「どうぞ」
W「それは、あなたの教育観、教師観ですね?
あなたは、「教育とは、生徒に、良い事と、悪い事、を教える
だ。これこそが、教師の 役目だ」と、強くお考えのように、私は理解
したのですが、いかがでしょうか?」
M「その通りです。それこそが、教育であり、教師の役目だと、私は、強く考えて、こ
れまで、実行してきたし、これからも、この考えで、生徒と関わっていくつもりです」
W「そうですか。これで、先生の教育観、教師観が、はっきりしました」(つづく)。
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さて、今、これをお読みの、あなたは、M先生の教育観、教
師観を、どう思われますか?
同感ですか、異議あり、ですか?
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います。
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