「先生! 私を、もっとほめてよ!」
「先生! 私を、もっとほめてよ!」
すべての生徒(すべての子供)は、心の中で、いつも求めています!
「先生! 私を、もっとほめてよ!」と。
この欲求は、子供の正常な欲望です。
なぜなら、子供は、自分の大切な先生や親に依存しているからです。
自分がやっていることを、大切な人に保証して欲しいからです。
さて、先生や親は、子供のこの 欲求 にどのように対応すべきでしょうか?
私は、次の点をいつも注意して、子供たちに接しています。
<子供のこの強い欲求に、簡単に誘惑されない事>。
その理由。
<おとなが、子供の行動をほめること>は、<おとなが、子供の行動を保証すること>になってしまうからです。
簡単に言えば<おとなが、子供の保証人になってしまう>からです。
「あなたが、やってることは、それで、いいんだよ」と。
おとなは、子供の保証人になるべきではありません。
なぜでしょうか?
*子供の依存心を助長し、子供の自立を妨げるからです。
*子供がやったことは、すべて子供に責任を取らせるべきなのです。
*子供がやったことは、あくまで、子供がやったことなのです。
*ここでは、大人も、子供も、ひとりの人間として<対等>なのです。
私は、私!
あなたは、あなた!
おとなが、子供に対して、この様に毅然とした態度を示す事によって、子供は、大人への依存から離れ、少しづつ自立し、責任感が育っていくのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どんぐりおじさん