どんぐりおじさんの<人間関係論>

教育学を中心に、人間関係論やコミュニケーション論などに関する私案を、いろいろ書いています

 「先生や僕の親は、正しいんだよね?」(第1回)

 「先生や僕の親は、正しいんだよね?」(第1回)


                            



 子供は、先生や親を、どのように見ているのでしょうか?


先生や僕の親は、正しいんだよね?」と、生徒が担任の先生に問いかけました。
この男子生徒が、なぜこの様な質問をしたのかを、僕は考えて見たいのです。
なぜなら、この質問は、大部分の子供(特に低学年まで)が、先生や親をどのように見ているかをよく現していると、僕は思っているからです。



では、本題に入りましょう。


子供は、身近で一緒に生活しているおとな(以下、先生を、おとな、と書きます)をどう見ているのでしょうか?


子供は、おとなのことを、
*好きなのです。好きになりたいのです。
どんなに大人に反抗する子供でも、内心は好きなのです。だから反抗するのです。


*尊敬しているのです。立派な人だと思っているのです。


*大人が、言う事、やっていることは正しい、と思っているのです。


ですから、子供は、自分もそれを真似ようと、実によく、おとなの言動(発言と態度)を観察しているのです。



上記のことは、子供をよく観察しているおとななら、誰でもが賛同できると、私は思うのですがいかがでしょうか?


上記のことが、事実とほぼ一致している(正しい)とするならば、【おとなの<あるべき姿>】が、明確になってくると思います。


ここで、次のような新たな問題が起こって来たのです。


子供に接する時の【おとなの<あるべき姿> 】とは、どのようなものでしょうか?
(つづく)
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   どんぐりおじさん

        


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