教育新聞(第24号)
生徒の成長に役立つ教育は、教師の人間的成長によってのみ、実現するでしょう!
人格養成のための<新・教育学>
=対話による、生徒中心の教育=
<生徒の人格養成>の実践
=その具体的方法=
生徒から学ぶ
(Ⅱ)生徒が持っている、すぐれた人格特性とは?
(1)主体性。自主性。(2)感性。感受性。感受力。
(3)好奇心。(4)協調性。友好性。包容力。受容性。許容性。
(5)集中力。(6)記憶力。
(第23号は、ここまで)。
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(Ⅲ)私達の人格特性は、どのようなものでしょうか?
<子供達が持っている、すぐれた人格特性>は、時間が経つにつれて、少しずつ 失われて行くように見えます。残念ながら、私達おとなは、子供の時に持ってい た、人間が生き生きと生活して行くのに欠かせない、多くの人格特性(上記Ⅱ) を、いつの間にか、ほとんど失っている、と私には見えるのですが、いかがでしょ うか? 私達が、子供よりすぐれているのは、知識だけではないでしょうか?
私達は、<子供の人格特性>については、すでに検討し、上記(Ⅱ)のようなも のであることが、わかりました。
では、<おとなの人格特性>は、どのようなものでしょか?
それは、<子供の人格特性、の反対>です。
(1)自主性が、弱い。 (2)感受性が、鈍い。(3)好奇心が、弱い。
(4)友好的でなく、人と交わり、仲良くなろうとしない。
(5)集中力がなく、ボーとしている。(6)記憶力が、弱い。
私達は、不愉快な、これらの<おとなの人格特性>を、認めることが出来るでしょうか? 簡単には、認めることが、出来ないでしょう! なぜでしょうか? それは「自分は、子供達より、すぐれているんだ!」と言う思い込みが、あるからでしょう。 この思い込みに気づき、この思い込みから開放され、よくよく自分を観察し、自分の人格特性を認めた、その時から、私達は<子供の人格特性>に近づく努力を始める事が出来るでしょう!
<自分自身を、観察し、自分自身を知る>ための<具体的、実践的方法>が、これまでに多くの人々から提案されています。ここでは、手前味噌で恐縮ですが、私が長年実践してきた方法【生き生き生活術】(既に、掲載しましたので、そちらをご覧下さい)を、ご提案したいと思います。子供のように、好奇心を発揮して、ぜひお試し頂きたいと強く願っています。=以上=
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